なんで結婚したのか part2
「結婚したい=結婚する」という訳では無いですよね。

私の場合世間で言う、「できちゃった結婚」つまり、妊娠してから入籍をした訳ですが、正直出来ちゃった結婚反対派です。(自分がそうなった今もあまり変わりません)もちろん人にそれを押し付ける程の事では無く、出来たら自分の子供や兄弟などにはして欲しくないなと言う程度です。結婚前の妊娠って女性をとても弱い立場にするような気がします。結婚する、結婚しない、産んでくれ、おろしてくれ、と男の決定権が強くなるような、、もしそれで結婚して当初うまくいっていたとしても何十年後かに大きいイザコザが起こった時(口に出す出さないは別として)「お前が妊娠したから結婚してやったんだ」的な考えが生まれるじゃないですか。子供を作る行為は二人でしたはずなのに、まぁ変な話だと思いますが。何も結婚前から自分に不利になるような事をわざわざする必要は無いんではないかと言うのが私の意見です。しかもそれが特に結婚を考えていなかった相手だった場合、自分は幸せになれない、相手も幸せじゃない、子供が可哀相と三段活用になる確立は高いのでは?

(もちろん世の中には色々な方がいて色々な状況があると思います。ココに書いたのはあくまで一般論としてではなく私的意見ですので勘弁してください。)



話がそれましたが、私たちは生活の場をアメリカから日本に移す事にしたのですが、私的事情で一足先に帰国した私は、生理が少し遅れていたので軽い気持ちで妊娠検査薬を試してみる事にしました。陽性と出た時の私、未だかつてこんなに驚いた事は有りませんでした!!「はぁ~?!」と一言、陽性を示す一本線を信じられず説明書を広げにらめっこをする事数分、頭がパニックになり真っ白、アメリカに国際電話を速攻でかけ(時差の関係で向こうは真夜中だったのですが)ヒロを叩き起こしてまた一言「妊娠してる!」それ以外の言葉は浮かんできませんでした。そんなパニック状態の私にヒロは「やった!やっぱり、そうだと思ったんだよね~、」、、、、そんな答えを待ってたわけじゃない。ヒロに話しても埒があかないと思った私は、ヒドイ事に電話をガシャンと切ってしまいました。



「私はどうするか」コレが少し落ち着きを取り戻し始めた時に最初に考えた事です。相手がどうするかより「自分」はどうしたいか、まず当たり前ですが「産む or 産まない」です。コレは人によって経済的にとか色々と考える人が居ると思うのですが、私の場合はストレートに産むでした。授かった命をどんな理由であれおろすなんて出来ません。(命は一人の人格だと思います、たとえそれが親とはいえ、所有物ではないと思います。自分のした事に対して責任が取れず、それを子供になすりつけて殺すなんて最低な選択をする人を私は理解することができません。)



次は相手ですが、もちろん2人の子供なので相手の意見も聞かなければいけないと思いました。が、私は今考えると甘えた考えのような気がしますが、今回の妊娠により「ヒロとは一生一緒にいたい」から一変、よっぽどでなければ、これをキッカケに結婚を告げられても結婚はしないになりました。前から妊娠を理由に結婚したくないと正直思っていたのですが、実際自分が現実にそういう状況に置かれても変わることはありませんでした。



とは言うものの、何十回にも渡る電話とメールでのやり取りの結果「結婚」という道を選択したのですが、それはヒロの暖かさと誠実さが私の心を変えてくれた結果だったと思います。そのせいか彼の心の中には「妊娠したから結婚した」というより「何とか結婚してもらった」と思っている節があり、私にはそれが、微笑ましく、更に暖かい気持ちにしてくれます。



ただ、2人の間の事はあくまで、2人の間にしか通用しません、周りの反応は、どうであれ世間で言う「できちゃった結婚」という枠を越えることは無かったです。

特に彼の両親の反応は私にとってはかなり寂しいものがありました。彼は日本に帰る気がさらさら無い人だったのですが、(考えてもいなかったようです)私との出会いをキッカケに生活の場を日本にする事にしてくれたのですが、「彼女を妊娠させたから責任を取って日本で生活する事にした息子」と両親にはたぶん映ったのでしょう「せっかく色々勉強したのに無駄になったのかしら」とか「ヨーロッパや中国に行くって言ってたのに」など悪気は無いと思うのですが、節々に出る言葉に当時、ずいぶん落ち込みました。直接言葉にしなくても、少なからず一人息子に期待を寄せる親として色々と思うところがあったんだと思います。

もちろん、もっと落ち込む事が有った人や複雑な状況に立たされる人など多々いると思うのですが、基本的には日本は「できちゃった結婚」に対して概して風当たりが厳しいような気がします。何十年か前の時代の名残で「人様に顔向けできない」的な雰囲気が残っているのかも知れません。



結婚という人生の大きな分岐点を始めて経験したのですが、私は結婚とは自然の流れの中の一つであるような気がします。「結婚してみないと分からない」と言われる事が有りますが、本当にそういうことは多くあります。ただ初心を忘れないように、結婚は家の事と言いますが、家庭を築くのは夫婦二人です、お互いを思いやる気持ちを忘れずに時を積み上げていこうと思います。
[PR]
by NICONF90 | 2004-07-28 12:35 | 雑記帳-ヒトリゴト-
<< トイレにて なんで結婚したのか >>