悪夢だ
ある車がぶっ壊れた日の夜、足が無くなって困ってた私は
弟が使っていた山本君の原チャリを貸してと言ってみる。

弟:「お姉ちゃん、原付乗ったことあるの?」
私:「無い。」
弟:「・・・・・・・・・・・・」
私:「アクセルはどれ?」
弟:「知らないの!?」

不安げな表情で自転車を勧める弟、楽な乗り物に乗りたい私。
まぁそんな事言うなよ、タカダカ自転車に毛が生えたような物じゃぁないか。
乗った事があろうが無かろうが、普通免許君は50ccまでOKよんと
言ってくれてるよ。つまり弱自転車扱いって事でしょ?

弟:「大丈夫?」
私:「大丈夫大丈夫。」

よくきくセリフだ、なんて無責任な言葉だろう。
大丈夫という言葉と裏腹に全く大丈夫に聞こえない。
自分が大丈夫か考えるのは後回しだ、とり合えず言われれば
反射的に答えて、無理やり納得させる魔法のセリフ。

しかし弟の嫌な予感的中、スタート後早くも私は事を起こしてしまった。
アクセルとブレーキを間違えたのだ!
スピードアップする原チャリ、そうここは駐車場、車が一杯。

私:「きゃぁぁぁぁぁ!!」

そして追い討ちをかけるように
更に間違えてアクセルを入れてしまった私。

ドドォ------ン

弟:「(゚Д゚)!!お姉ちゃん?!」

「死んだ」そう思った。
激しくぶつかり、空中にぶっ飛んだこと、5㍍。
地上に着くまでなんて長かった事か
マジに見えた走馬灯。

・・・・・・・・

弟:「おねぇちゃぁぁぁぁ----------ん。」近づく足音と弟の声
弟:「だ、大丈夫?!」

なわけないだろ!今私はあの世からお呼びがかかったのかと思った程だ。
ところが、心配しているのかと思いきや、あたりを見渡し焦り出す弟。
動けない私の体を無理やり担ぎ上げ背中に背負って、
原付を押しながら無言で走る。
激痛が走り訴えるがもちろん無視だ。

弟:「ヤベーよ、車ベッコリ潰れてた!」

アァ------、姉の怪我よりも潰れた車をみて弁償金の方が
恐ろしくて優先されたのね。
つまり弟よ、人目がつく前に逃げてきたのか・・・・・(-。-;ボソ
人としてまずいだろと突っ込んでやってくれ。

いや、それよりも自分の駐車場に止めておいただけなのに
朝起きたらベッコリ潰れてる車を見る所有者の方
どんなに驚く事だろう。

・・・・・・・・・・・・・・そして更に・・・

弟:「お姉ちゃん!!大変!!」次の日、弟の叫び声で目が覚める私。

連れて行かれるがまま見てみると、
昨日までは有ったはずのエンジンが原チャリから消えていた

弟:「盗まれてんだよ、エンジン!!」

山本君愛用の原付は無残にもミラーがヘシャ曲がり、
ボディーも潰れ、しまいにはエンジンが見当たらない。

私:「あっはっはっはははははは---っ」
弟:「笑い事じゃないだろ。」

確かにそうだ。ゴメンナサイ

山本:「・・・・・・・・・・・・・・・えっ?!」原チャを見て愕然とする山本君
弟  :「大丈夫か?」お前に言われたくないだろう
山本:「何で潰れてんの?」
弟  :「昨日置いといたらぶつけられたらしいんだよね。」
山本:「・・・・・・・・・・エンジンは?」
弟  :「朝起きたら盗まれててビックリした。」
山本:「・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟  :「ヒドイ奴もいるもんだよなぁ~。元気出せよ」

そうのたまった弟は大物だ。

そして私は弟を隠れ蓑に・・・・反省中・・・・





余談:後日、私が動けるようになってから、ご迷惑をかけた方にはちゃんと謝っています。

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by niconf90 | 2004-08-14 22:58 | 主婦的事件簿
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